炭酸シャンプーは髪の毛や頭皮を素髪に戻してあげることのできる少し特殊なシャンプーです。
使いこなすことができればあなたのヘアケアのレベルは格段と上がることは間違い無いのですが、炭酸シャンプーも選び方を間違えると思ったよりも効果が感じられないといったことになってしまいます。
- 炭酸シャンプー選びを間違えたくない
- 美容師が炭酸シャンプーを選ぶ時にどこを見ているの?
こういった疑問に答えます。
炭酸シャンプーの美容効果は高く、頭皮ケアもヘアケアも高いのであなたにぴったりの炭酸シャンプー選びができるようになると扱いやすく毎日ハッピーになれるはず。
実際に僕も炭酸シャンプーを使っている身として、プロはどこを見て選ぶのかといったことをお話ししていきたいと思います。
- 美容師が教える炭酸シャンプーの選び方
- こんな炭酸シャンプーの選び方はNG
上記の内容でお話していきます。

【プロ目線】炭酸シャンプーの選び方
炭酸シャンプー選びで大切な3ポイント
- 洗浄成分
- 炭酸濃度
- 保湿・補修成分
炭酸シャンプーもシャンプーというのは変わりませんので、通常のシャンプーと同じく、まず1番大切なのはやはり洗浄成分です。これはシャンプーの成分のうちで洗浄成分が最も多いのが洗浄成分だからです。
次点で炭酸濃度。最後に保湿・補修成分といった順番に重要になってきます。

1洗浄成分で選ぶ
炭酸シャンプーは基本的に炭酸効果で皮脂などの汚れを除去してくれるため洗浄成分が強いものはまったくおすすめできません。
炭酸効果は髪の毛や頭皮を、健康的に若わかしく保つために最適なケアアイテムですが、洗浄力の強いものを使うとデメリットが大きくなります。
ですのでメインの洗浄成分がアミノ酸洗浄成分など、優しいものかどうかしっかりと見て選びましょう。
- コココイルグルタミン酸、ココイルメチルタウリンNa、ココイルメチルアラニンNa、ココイル加水分解コラーゲン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルアラニンTEA
コミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど
2炭酸濃度で選ぶ
あまり高すぎると洗浄効果が高くなり頭皮や髪の毛に負担がでてくるため大体5000ppmまでがオススメです。
ですが、あまり価格帯の低いもので炭酸濃度が高いものだとすぐに炭酸が抜けていきやすいものもあるので価格を重視する場合は炭酸濃度の低い1000ppmほどのものを選びましょう。
3保湿・補修成分で選ぶ
保湿成分として「キトサン」「リピジュア」「ペリセア」、髪の主成分であるケラチンなどが入っているものを選ぶと補修効果も見込めるのでダメージが気になる方にはさらに良いです。
これらは髪の毛に擬似キューティクルを張りダメージを防いでくれたり、髪の毛内部に浸透して補修しつづけてくれる優秀な成分たちです。
サロンでのトリートメントなんかにも含まれる成分なので、シャンプーに含まれていることで自宅でも髪の毛を綺麗にしていく習慣をつくることができます。
炭酸シャンプーの間違った選び方

1洗浄力の強いものを選んでしまった
ラウレス硫酸Naなどは洗浄力の強い成分の代表格です。
炭酸効果で汚れを落とす炭酸シャンプーにおいては特に不要の成分で、この成分がメインに使われている炭酸シャンプーは避けるのが無難です。
炭酸シャンプー以外でもこの成分やそれに似た強い成分が配合されている場合は問答無用で評価を下げています。
2爽快感で選んでしまった
炭酸シャンプーに限らずシャンプーなどで得られる爽快感やスースー感といったものは基本的にメントールなどの配合の所為です。
スースー感と炭酸シャンプーの良さにはなんの関係もないので、爽快感などはあまり優先しないようにしましょう。
【結論】炭酸シャンプーの選び方はこれで完璧
炭酸シャンプーも基本的にはシャンプーなので、シャンプーの選び方と同じく一番重要なのは洗浄成分になります。
その次に炭酸濃度、保湿成分と続くので今まで優先度の順番が違ったかたも一度見直してみてください。
また、これからの購入を検討している人もこの記事の選び方を参考にすることで優秀な炭酸シャンプーに出会えるはずです。
僕が成分を厳選して選んだ炭酸シャンプーランキングもよければご参考ください。
[getpost id=”183″ title=”関連記事” ]