健康で綺麗な髪の毛を育むには、頭皮の健康が大切です。
その頭皮に栄養を与えているのは我々の生活習慣です。食事ももちろん大切な要因のひとつ。
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そのなかでももうひとつ大切な生活習慣が睡眠です。
良質な食事と睡眠から得られる影響は長期的に見て髪の毛を内側から綺麗にしてくれることです。
美容師だと傷んでしまった髪の毛へのシャンプーやトリートメントなどのお話が多くなりがちなので、今回は内側からケアしていく睡眠についてお話します。
髪の毛の成長と睡眠の関係
睡眠中というのは、1日活動した身体の回復や修復を行うため機能を最小限にしています。
この時、優先して回復させるのは髪の毛とは別の部位です。髪の毛の成長は命に関係ないため優先順位が低くなっています。
ほかの部位の回復や修復が終えるまでの間は栄養の供給が頭皮や髪の毛には滞りがちなのです。
髪の毛の成長のために充分な睡眠が必要だと言われているのはそのためです。
6~8時間を目安に睡眠をとることが髪の毛の成長には望ましいとされています。
成長ホルモンのゴールデンタイム
午後10時~午前2時の間は成長ホルモンがピークの時間といわれています。
髪の毛の主成分であるケラチンは成長ホルモンのはたらきによりつくられるため、この時間帯に睡眠をとることでより効果的に髪の毛や頭皮を内側から育てていくことができます。
髪の毛に必要な良質な睡眠のために


- 部屋は暗く、適切な温度に
- 適切な運動をする
- 体温を落ち着かせてから寝る
- 就寝前のカフェインは避ける
睡眠を夜の適切な時間帯にとるためには運動をして身体を動かす習慣が効果的です。
ぼくも水泳をしていますが、水泳に行った日はほんとによく眠れます。運動始めたての頃は、身体中痛くなったりしますが慣れると睡眠の質があがったのが実感できました。
また、お風呂上がりにすぐ寝る習慣のかたは体温が落ち着いてからのほうが眠りに入りやすくなります。
そして、就寝前のカフェイン・アルコール・ニコチンなども良質な睡眠を妨げる原因になります。
これらを注意して内側から髪の毛を綺麗にしていきましょう。
ヘアケアと組み合わせれば最強です。
寝る前にはしっかりと乾かす
髪の毛を乾かすのはヘアケアには重要です。
寝る前にはしっかりと乾かす習慣をつけましょう。
- 雑菌の繁殖
- 摩擦による髪の毛のダメージ
濡れたままだと頭皮のバリア機能も弱いため頭皮環境を悪くする原因になります。
さらに雑菌が繁殖する原因にもなり頭皮の嫌な匂いや頭皮トラブルの原因にも。
髪の毛は濡れている状態はダメージしやすい敏感な状態なので摩擦ダメージもおこりやすいのです。
髪の毛を乾かさないことは基本的にデメリットしかありません。この記事を見ているみなさんは毎日乾かして内側からも外側も髪の毛を綺麗にしていきましょう。
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まとめ

すぐにわかる部分ではないので意識しづらいところなのですが、内側のケアを抑えたあなたがヘアケアを極めたらもはや最強です。
髪の毛の扱いやすさはシャンプーやトリートメントで手に入りますが、髪の毛の質を改善するには根本からの改善が必要です。
食事や睡眠を髪の毛や頭皮にも良質なものにして綺麗な髪の毛を育みましょう。