【洗い流さないトリートメントの効果的な使い方】絶対抑えたいポイント3つをプロが解説

洗い流さないトリートメントの効果的な使い方を解説します。

洗い流さないトリートメントの正しい使い方が知りたいな。この使い方で合っているのかなぁ。。。



こういったお悩みを解決します。
間違った使い方をしているとせっかくの効果も半減してしまいます。
今回は効果的な洗い流さないトリートメントの使い方を解説していきます。
洗い流さないトリートメントの効果





洗い流さないトリートメントには様々な効果があります。
主にはダメージ予防ですが近頃の製品は髪内部を保湿・補修してくれるものまで様々です。
洗い流さないトリートメントで髪のダメージを遮断しつつツヤ髪効果も
洗い流さないトリートメントの一番の役割はなんといっても熱ダメージ抑制です。
オイルやミルクはもともとこの熱から守る髪の毛を守るケアアイテムなのでダメージ予防効果はかなり高くヘアケアには必須アイテムです。
そのほかにも
- 枝毛やパサつきを抑える
- くせのうねりや広がりの軽減
- まとまらない毛先がつるんとまとまる
- 気になる部分のボリュームダウン
- 濡れ髪スタイリング
といった効果がありいろんな髪質の人に使うことができる使いやすいアイテムです。
乾燥やダメージの原因を未然に防ぐのでツヤのある髪の毛にしてくれます。
タイプ別に合わせて使うことでうるおいたっぷりなツヤ感のある髪の毛やペチャッとしやすい猫っ毛の人にはハリコシを与えるなどの効果も。


洗い流さないトリートメントをつけずに乾かしてるくせ毛の人は『くせのうねり見て~』って言ってるようなもんですし、
ダメージ毛なのに洗い流さないトリートメントをつけずに乾かしてる人は『この傷んだ髪を見よ』と言ってるのと同じです。
プロ目線で心から思うのはくせ毛の人には洗い流さないトリートメントは本当に使ってもらいたいということ。
くせ毛は髪内部の水分バランスが不均一になっていることがよりクセをひどくする原因です。
乾かす前にオイルなどでコーティングしてあげることで髪に栄養を与えながら水分を閉じ込めることでクセのうねりや広がりを軽減させられます。
洗い流さないトリートメントをつけないことで起きる髪のダメージ
一番のダメージは熱ダメージです。
髪の毛のたんぱく質が熱変性を起こしてしまう温度は濡れている状態で60度、乾いた状態で130度と言われています。
洗い流さないトリートメントをつけないことでこのダメージを直撃させることになります。
ほかにも1日生活しているだけで髪の毛は様々なダメージにさらされています。
洗い流さないトリートメントは水分バランスを整えたり栄養を補給してくれる役割もあるので、くせ毛の人は洗い流さないことでくせを出しやすくしてしまっているかも。
クセのぱさつきやうねり、ダメージのっぱさついた質感や枝毛も洗い流さないトリートメントをつけないことで出しやすい状態になってしまいます。
洗い流さないトリートメントの効果的な使い方


洗い流さないトリートメントの効果を高めるタイミング



効果を高めるタイミングはずばり入浴後の髪の毛を乾かす前です。
髪の毛を乾かす時のドライヤーで髪の毛が傷つかないようにしてあげることで熱から守ってあげられるからです。
さらに、髪の毛の表面は普段キューティクルがうろこ状に並んで守ってくれているのですが、濡れている時はキューティクルが開いた状態です。
この状態だと外部からの刺激が加わりやすいのですが、同時に栄養も浸透しやすいです。
ですので内部補修もできる洗い流さないトリートメントなどを使っている場合は特にこのタイミングで使うようにしましょう!
より浸透してくれることで髪の毛の水分バランスも整い乾いても潤った状態でキープできます。
髪の毛がひどくパサつくダメージ毛やくせ毛の場合は乾かす前と乾かした後の2回つけても大丈夫です。
ただ、この時つけすぎるとべたつくだけなのでつけすぎないようにしてくださいね。基本的には2回つけるときは寝る前よりもスタイリング時がおすすめです。
洗い流さないトリートメントの理想的な使用量
ショート | 1プッシュ |
---|---|
ミディアム | 2プッシュ |
ロング | 2プッシュ〜 |
理想的な量は髪の毛の量にもよりますが大体1〜2プッシュ程度が適量です。
ここでもつけすぎはべたつきの原因になるので少なければ足していくぐらいがちょうどいいです。
上の表を目安にプッシュして出すとわかりやすいかと。
多毛な人やくせ毛のぱさつきが出やすくて悩んでいる人などは目安よりももうワンプッシュして足りなければ足すといった感じで使っていくことで適量になります。
多すぎてもべたつきの原因になり、少なくても効果がより感じにくくなってしまい、良い洗い流さないトリートメントを使っていても実感できなくなってはもったいないので気をつけましょう。
スタイリングにも効果的な洗い流さないトリートメント
ここ最近では濡れ髪スタイリングがずっとトレンドです。ボブからミディアムくらいまでの外ハネスタイルなんかは特に濡れ髪スタイリングと相性がいいです。
スタイリングでオイルを使う場合はつけすぎないように気をつけて毛先からつけるようにしてください。ここでもつけすぎはべたべたしすぎるので注意です。
洗い流さないトリートメントの効果を半減させる使い方
- 頭皮につける
- コテ前につける
洗い流さないトリートメントは髪の毛のダメージ予防や質感向上に使うものです。
正しく使えればそれだけ効果が見込めるものの間違った使い方をすることで、効果どころかマイナスにも。
頭皮につける
よくある間違いが頭皮にもつけている。といったもの。
洗い流さないトリートメントには油分が含まれていて根元にべたべたつけるのはあまりふさわしくありません。
かゆみやフケ、臭いといった頭皮トラブルの原因になってしまうので頭皮にはつけず髪の毛の毛先をメインに使ってあげてください。
髪型でハチがはってきやすい人にはボリュームダウンにオイルやミルクは非常に効果的でぼくお客さんにしてあげることもありますが、油分はそのままほっておくと過酸化脂質に変化してしまうのでスタイリングで使ったあとは丁寧に洗ってあげてくださいね。
コテ前につける
コテやストレートアイロンは乾燥状態で行う事でダメージを最小限に抑えます。
熱から守るためだと思い、コテ前にオイルをつけたりする人もいますが間違い。
ただし、オイルを使ったあとのコテの質感が好きとかなら話は別。



カラーやパーマもそうですが、高温は一定のダメージを伴うのを承知で使いましょう。
ダメージを最小限に抑えたい場合にはコテ前の使用は控えておいた方が◎
正しい使い方でダメージ予防をして綺麗な髪に
髪の毛を綺麗にするためには毎日のヘアケアは必須です。
髪の毛は毎日様々なストレスの影響をうけるためそれを守ってくれるアイテムが必要です。
洗い流さないトリートメントは毎日のダメージを予防してくれるだけじゃなく髪への栄養も補給してくれるアイテムもたくさんあります。
この機会にぜひつかってみてダメージ予防の習慣をつけていきましょう。