
男性のお客様にしばしば聞かれることのある質問が「男にもトリートメントは必要ですか?」というものです。
最近髪の毛が傷んでいる気がしていて、した方がよいのか迷っています。

男性でトリートメントが必要か迷っている人はこの記事を見ればどうすればいいかがわかります。
- 男性にヘアトリートメントは必要か
目次
男性にトリートメントは必要?美容師の答えは

いきなり当たり前なことを言ってすみません。
男性のヘアスタイルにはトリートメントは基本不要なんです。
なぜならトリートメントとは髪の毛をまとまりやすくしたり、ツヤを出したりするものだから。
しかし、「パーマ」「カラー」などで傷んでいる。
といった人もいるはず。
そういった人にはトリートメントは有効です。
特にブリーチやハードなパーマの場合は髪の傷みも相当なはずなので、トリートメントをつけないとセットしづらいなんてこともあります。
そういった時はつけてあげましょう。
トリートメントは頭皮には刺激性あり
トリートメントと呼ばれる製品の主成分はカチオン界面活性剤と呼ばれるものが配合されております。
カチオン界面活性剤は陽イオン界面活性剤とも呼ばれその名の通りプラスの電気を持つ成分なのです。
反対にシャンプーに含まれるアニオン界面活性剤は陰イオン界面活性剤とも呼ばれ対のようなものです。
シャンプーだけした髪はマイナスの電気を帯び、静電気を起こしやすい状況になるのですが、トリートメントに含まれるプラスの電気(カチオン界面活性剤)によって静電気防止効果などがあり、髪をまとまりやすくしてくれるのです。
しかし、カチオン界面活性剤は頭皮には刺激性があります。
「頭皮にはトリートメントはつけないでくださいね」
なんて、あなたも言われた経験があるかもしれませんがこれはカチオン界面活性剤の刺激性から言われるものです。
男性のショートスタイルのように極端に髪の短い場合は直接頭皮につけてしまいやすい状態なのでトリートメントは基本不要です。
ですから、パーマやカラーなどをしており髪がひっかかるなと思う人はつけるようにしてみてください。
髪型別でトリートメントが必要か答えます
「人による」といったものの、自分はどうなんだろうと思った人は髪型別に目安も記しておくので自分のヘアスタイルと照らし合わせてみてください。
男性のショートヘアにトリートメント
男性のショートヘアはトリートメントは不要です。
特に刈り上げの範囲が広い人やおしゃれ坊主などの場合は直接地肌につきやすいので、トリートメントはつけなくても大丈夫でしょう。
男性のミディアムヘアにトリートメント
メンズのヘアスタイルでも人気のミディアムヘアにはトリートメントは少しつけてもよいと思います。
黒髪でパーマなどもしていない場合、引っ掛かりなどが気にならない人は不要ですがそれ以外の人は少量毛先を中心にもみこんでください。
男性のロングヘアにトリートメント
いわゆるロン毛です。
ロン毛まで髪を伸ばしたあなたは女性と同じくらい髪にひっかかりを感じるはずです。
シャンプーだけではきしみやぱさつきといった状態が気になるでしょうから、毛先を中心にもみこんでつけるようにしてください。
【結論】男性でも髪型によってはトリートメントは必要
男性のヘアトリートメントについて記事にしましたがいかがでしたでしょうか?
まとめると
- 男性にはトリートメントは基本不要
- カラーやパーマをしている人or長さが長くなってきた場合は少しつける
このような感じになります。
男性の場合はシャンプーにこだわっている人は少ないように感じます。
ですが、良いシャンプーを使っている場合にはトリートメントを付けなくても髪にコンディショニング効果があったりと補う役割もあるので男性にも効果的。
トリートメントが必要か悩んでいた人やひっかかる人は一度シャンプーを見直してみるのもよいのではないでしょうか?
シャンプーについて必要な知識は下記の記事からご覧いただけます。