『気になるお客サマ』というテレビ番組で1回50万円の高額トリートメントについて番組で放送されていました。
それを見て、気になった方もいるのではないでしょうか?
気になるお客サマ放映の1回50万円のトリートメント
気になるお客サマで放映されたのが髪の病院の高額のトリートメント。
トリートメントの特徴としては髪質やダメージに合わせて金額が変動するらしいですが予算に応じての対応も行なっているとのこと。
トリートメントがコースに分かれていて、基本コースと特殊コースの2種類に大きくわかれています。
基本1コース3種類のご紹介
キセキ
髪に必要な水分、油分、タンパク質などの栄養素を髪内部に入れ込み固定この工程を繰り返し行い、栄養素の基盤を更に強化し造ることで、髪本来の状態により早く近づけます。
SANC
髪に必要な水分、油分、タンパク質などの栄養素を髪内部に入れ込み固定栄養が髪内部から抜けないように髪表面に擬似キューティクルを形状記憶剤で張り合わせ、キューティクルを固定し、剥がれない様に記憶させ、艶やかな髪を作り出します。
サンクチュアリー
髪が健康で美しい状態が保てるようにトリートメントに記憶剤を入れ髪内の栄養バランスを整え固定します。
髪質を柔軟に変化させることで生まれたての宝石髪に進化させます。
公式サイトによるとどうやら店舗によりコースの種類の数が違うようで、金額も50000円〜1000000円と髪の状態、ダメージ、予算でカウンセリングを行い髪の毛を今後どうしていくのか担当者と話し合うそうです。
他の美容室よりも圧倒的な知識量と髪の毛に対する様々な要因も熟知した担当とのカウンセリングだけでも価値がありそうです。
トリートメントの秘密兵器 髪の呼吸器『ヘアレスピレーター』
髪の毛に付着して取れない薬剤の残留を除去するためにつかうのがヘアレスピレーターというもの。
これは様々な処理剤を圧縮して使うそうで、カラー・パーマのダメージを最小限にとどめトリートメント、頭皮ケアやトリートメントの効果を発揮するために使うようです。
説明文を見るとヘマチンやキトサンがキーポイントのようです。ヘマチンやキトサンはサロントリートメントに使われる成分です。
1ヘマチン
ヘマチンは頭皮環境改善効果も見込めて、毛髪補修効果も見込める成分。
カラーやパーマの薬剤の残留を防ぐ効果もあり毛髪補修効果も高いためカラー・パーマの持ちを良くしたり、白髪予防育毛効果も期待できます。
2キトサン
コーティングして髪の毛を手触りの良いサラサラの状態にすることのできる成分です。
擬似的なキューティクルを作り出すことができるので傷んだ髪の毛を保護する役割もあり美容室での後処理なんかにも使われます。
簡単に言ってしまうと、シリコンなどの手触りを良くする成分よりワンランク上の質感アップ成分です。
髪の病院SANCとは
髪の病院とは、ヘアスタイルのデザインを追求する美容師が多い中、髪の毛の本当の美しさを追い求めてヘアケアに重点をおいたヘアサロン。
2002年に設立され、10年以上研究を重ねて髪の毛に関する情報を体系化してきたんだそうです。
髪の病院では美容師が『髪の毛のかかりつけ医』のように考えられて美しい髪の毛を取り戻すためのメソッドがあるそうです。
なんと京大出身の医学博士も顧問についていて、お客様の髪の毛を綺麗にするための研究が日々されています。
設立者『谷村正一』さんとは
『安心・安全・健康』をコンセプトにヘアサイエンスを追求している髪の病院の設立者は谷村正一さん。
谷村さんは現代の日本人の髪の悩みである薬剤に浸かりすぎているスパイラルを断ち切り、医学博士監修のもと美しい髪の毛のスパイラルを作り出すことに成功したそう。
髪の悩みの駆け込み寺として全国各地から予約が殺到しているみたいです。
谷村さんのサロンだけではすべての女性の髪の悩みを救えないという思いから今では、セミナーの講師活動、髪の病院グループの拡大と日本人女性の髪の毛の悩みを救うため活動中です。
美容関係のディーラーさんに『髪の病院』について聞いたところ、やはりヘアケアにかなりこだわって研究などに取り組まれているそうです。
髪の病院のシャンプー『ダナエ』

髪の病院が使用しているシャンプーがありました。どうやらoggiottoの開発にも『髪の病院」は関わっているらしく、成分を見ても似ている部分があります。
そして、その髪の病院から出ているシャンプーは『ダナエ』。
残念ながら通販などでの取り扱いはなく、髪の病院かセミナーなどで技術習得したサロンのみでの販売のようです。
ダナエの特徴
- パラベン未配合
- ノンシリコン
- ノンラウレス
200mL | 7,560円 |
---|---|
500mL | 15,120円 |
髪の毛に悪いとされてきたものは全部入っていないということのようですね。
ただ、シリコンなんかもノンシリコンブームがありましたが髪の毛に一概に悪いとも言い切れないと思っています。
シリコンは髪の毛をコーティングして手触りをよくする成分なのですが、問題なのは界面活性剤でラウレス硫酸やラウリル硫酸などの高級アルコール系の洗浄成分のほうが問題です。
脱脂力があるので髪の毛をパサパサにしてしまい、それをごまかすために含まれているシリコンが問題だということ。
ダナエのシャンプーはノンシリコンでも手触りが良くノンパラベン、ノンラウレスで優しく洗えるシャンプーということですね。
成分もoggiottoのPPTシャンプーにも含まれているラウロイルシルクアミノ酸などの高級洗浄成分も含まれているためシャンプーとして優秀と思います。
ただ、価格がかなり高いです。oggiottoが安く思えるくらいに高いです。
パッと見た感じのシャンプーの印象はoggiottoより洗浄力のあるシャンプーといった感じがします。
ダナエシャンプーについても記事にしてあるのでそちらも参考にしてください。
トリートメントのプロの評価
トリートメントの内容がどういったものかはっきりとわからないためこれについてもなにも言えないのですが、トリートメントで髪の毛が満足できるまで綺麗にしてもらえるならかなり良いのではないでしょうか。
そもそも髪の毛というものは傷んでしまったら元には戻ることはありません。
ですので、トリートメントとは髪の毛を綺麗に見せるための方法であり蘇る魔法ではないのです。
それもわかったうえで、どこの美容室に行っても綺麗にしてもらえなかった髪の毛なら満足できるのではないかと思います。
ただ、前からブログでも書いているように髪の毛は傷ませないように日々のダメージ予防が必要不可欠です。
髪の毛は毎日のホームケア習慣で半年後、1年後の状態がかわりますのでホームケアはしっかりとしておきましょう。
それでもだめなら『髪の病院』にいってみるのが良いのではないでしょうか。