髪の毛を乾かすのって非常にめんどくさいですよね。ぼくもロン毛だったことがあるので(胸くらいまであった)乾かすめんどくささが非常に身に染みてわかってます。
夏場とかだとお風呂上がりで暑いのにドライヤーなんかかけられないよっていう。ショートならいいですけどロングとかなら20分以上は完全に乾くまでに時間かかるし、毛量多い人で低風力のドライヤーとかだと40分くらいかかるんじゃないですか?
非常にめんどくさい髪の毛乾かす問題ですが、乾かさないことで起きる髪の毛への負担がすごく大きいって知ってましたか?
髪の毛を乾かすのは面倒ですが、乾かさないと起きるダメージも深刻です。
- 髪の毛を乾かさないと起きるデメリットの解説
- 髪の毛を早く乾かす方法
この記事では髪乾かさないと起きるダメージについて解説します。
髪の毛を乾かさないと起きるデメリット

- カラーの色持ちが悪くなり髪の毛がダメージをうけやすくなる
- 血行不良の原因にも
- 雑菌が繁殖する・臭いの原因にも
- 寝癖がつきやすくなる
髪の毛を乾かさないだけで以上のデメリットがでてきます。ほんとうにデメリットしかないんです。
この記事みたら今日から絶対乾かしましょう。といっても乾かすのはめんどくさいですもんね。
ええ、わかりますとも。
記事の後ろでは髪の毛を早く乾かす方法もご紹介してますのでまずは『乾かさないとどうなるか』をしっかりと見ていってください。
色持ちが悪くなり髪の毛がダメージをうけやすくなる
髪の毛の表面はみなさんご存知のキューティクルに守られています。
このキューティクルは鱗状になって毛先に向かって髪の毛の表面を保護する役割があり髪のツヤや手触りに非常に関係が深い部分です。
キューティクルは濡れている状態では開いてしまう性質があるため、濡れている状態ではトリートメントの栄養やカラーが抜けやすくなったり摩擦のダメージを受けやすくなります。
トリートメントをしてもすぐに手触りが悪くなる方、カラーがすぐ抜ける方は要注意です。
血行不良の原因になる
髪の毛を濡れたまま放置しておくと頭皮の温度を下げる原因にもなります。
頭皮の温度を下げるということは、当然血行不良につながり頭皮の血行は髪の毛に栄養を与えるのに大きく関わってくる部分なので最終的には薄毛や血行不良による髪質の変化の原因にもなります。
薄毛や髪質の変化は色々な影響が入り混じって起きるので、原因は1つじゃないのですがなるべく少なくしていきたいのでこれも抑えておきたいところです。
雑菌が繁殖する
水って腐ったりしますよね?それとおんなじことが頭皮でもおきます。
最悪の場合、頭皮にカビが生えるなんてことも‥
さらに発生した雑菌は枕でさらに繁殖という負の連鎖がはじまります。雑菌が繁殖することで頭皮の臭いの原因にも、、、、男性は特にですが、女性も注意が必要なんですよ!
濡れたままで寝るのは雑菌が繁殖して臭いや頭皮トラブルの原因になるので要注意です。
寝癖がつきやすくなる
髪の毛のキューティクルの性質について話しましたが、髪の毛は乾く時に形が作られていきます。
髪の毛の自宅でのスタイリングの8割は乾かす時に決まるといっても過言じゃないくらい乾かすのは重要になってきます。
濡れている状態で寝てしまうと寝ている時の髪の毛の形で乾いてしまうので朝に濡らして手入れしなおすという2度手間にも‥
めんどくさいあなたでも早く乾かすことができる方法

じゃあどうすればいいの?って思いますよね。
結論としては早く乾かしてしまいましょう。
髪の毛が乾くには確かに時間がかかりますが、それはあなたの髪の毛の乾かし方が効率が悪いことが原因です。
しっかりとポイントを押さえて乾かすことができれば今の数倍は早く乾かせられます。
20分かかっていた乾かしている時間は10分で乾くようにできますのでしっかりと実践できるようにしていきましょう。
ちなみにドライヤーを換えてみるのもはやく乾かしたい方にはおすすめです。
優秀なドライヤーは高機能だけでなく風量もつよいのでもれなくはやく乾きます。

1タオルドライをしっかりとする

タオルを頭にかぶせたら根元をしっかりと、やさしく拭き取るようなイメージでタオルドライをしてください。
タオルドライが甘い人はめちゃくちゃ多いですがお風呂上がりの水分量の多い髪の毛は美容師でも乾かすのに時間がかかります。
タオルドライをしっかり目にすることで髪の毛は早く乾くようになるんです。
キューティクルの性質上、根元の水分は毛先に向かって流れてきます。ですので根元の水分をしっかりと拭き取ってあげることが大切です。
ありがちなの間違いとしてはタオルを巻いたまましばらく放置しておくというもの。お風呂から出たらなるべくはやくかわかしましょう。
2毛先の水気を切る

根元の水分をタオルでしっかりと拭き取ることができたら次は毛先です。
ただし、毛先は何度も言うように濡れている時は大変デリケートです。
ごしごしとするのではなく、髪の毛先部分をタオルで挟んでやさしく水気を切ってあげてください。
この時に力を入れると髪の毛は摩擦で傷んでしまうのでくれぐれもやさしくですよ。
3根元からドライヤーで乾かす

乾かす時にドライヤーの吹き出し口を毛先に向けて乾かしてる人も多いですが間違いです。
何度も登場してるキューティクルですが鱗状になっているので毛先を乾かしても根元の水分が毛先にやってきていたちごっこです。
根元を中心に乾かすことで髪の毛は早く乾きます。
根元を乾かして行く時のポイントは、指の腹で髪の根元部分をあたるかあたらないかくらいでしっかりとこすっていくことです。
この時に生えグセがあるところから乾かすと生えグセも軽減できる乾かし方です。ぱっくりわかれる前髪の人や襟足が浮く人はぜひ取り入れてください。
この指の腹の動かし方は結構ポイントで美容師もこのように乾かしている場合が多いです。地肌をかきわけるようにやさしくこすることでドライヤーの温風が根元まで行き渡りやすくなり根元が乾くので結果、全体が早く乾くようになります。
(早く乾かす=根元の水分をはやくとる)くらい重要なのではじめは意味がわからないかもしれませんがやってみるとすぐにコツがつかめるはずです。
※ロングの人の場合は襟足の中の部分は乾きにくいので最初に乾かしてあげてもよいでしょう。
4毛先をさっと乾かす

根元を乾かしている時に毛先も中間部分くらいまではある程度乾いているはずです。
毛先は最後の仕上げのようなものなので、湿り気がなくなるように最後にさっと乾かしてげてください。
この時に軽く引っ張りながらドライヤーの熱を当ててあげることでツヤも出すことができます。
指の間で挟む力を利用してブローをするようなイメージです。これができるようになればブラシを使わずにブロー仕上げができるようになるので結果的にこちらもかなり時短につながります。
また、くせ毛の人だともう少し強く引っ張って乾かすことでくせ毛伸ばしのブローもハンドブローでできます。
5冷風で仕上げる
最後に冷風を髪の毛の表面に与えることで、髪の毛のキューティクルが引き締まりよりツヤと手触りをアップさせることができます。
まとめ
最後にまとめていきます。
- カラーの色持ちが悪くなり髪の毛がダメージをうけやすくなる
- 血行不良の原因にも
- 雑菌が繁殖する・臭いの原因にも
- 寝癖がつきやすくなる
髪の毛を乾かさないと出てくるデメリットは非常に多いです。めんどくさくて後回しにしたりやらなかったりすると後々に響くって人間そのものと一緒ですね。笑
面倒に思う方も多い 乾かすという部分にフォーカスして書きましたが、後々ダメージで大変な思いをしたくない方は今日から髪の毛を乾かすよう取り組んでみてください。
- しっかりと根元中心にタオルドライ
- 毛先の水気を優しくふきとる
- 根元中心にやさしくこするようにかわかす
- 毛先をさっと乾かす
- 冷風で仕上げる
このようなかんじです。
これらをしっかりと取り入れて乾かすことができれば今より数倍髪の毛を早く乾かすことが可能です。
ぜひ実践してみてくださいね。