髪の毛と食生活は密接に関わっています。
人間の身体は毎日の食事からつくられているのと同じように髪の毛も作られているからです。
あなたは今日なにを食べましたか??
今日あなたが食べたものが1ヶ月後、半年後、1年後の身体となり髪の毛になります。
髪の毛を綺麗にしていくためには、毎日のシャンプーやトリートメントもめっちゃくちゃ重要ですが食生活を見直すことも非常に重要なんです!

今の髪の毛はあなたが過去に食べてきた食事からきているのでヘアケアと合わせて食生活も見直してつやつやの髪の毛を手に入れましょう。
髪の毛の悩みを改善してくれるおすすめの食べ物をまとめたので今の髪の毛に満足できていない方はご覧ください。
髪の毛と食生活の関係
髪の毛と食生活の関係は非常に関係していて、今の髪の毛は過去の食事から得た栄養から作られています。
詳しく説明していきます。
白髪や薄毛の原因にも
普段食べている食事によっては髪の毛の大きな悩みである白髪や薄毛の原因にもなります。
食事から得られる栄養が不足すると新陳代謝や細胞分裂ができなくなり結果的に老化をひきおこします。それが白髪や薄毛といった症状につながるのです。
ぼくたちの髪の毛が黒いのはメラノサイトと呼ばれる髪の毛の色素を作る細胞の働きによって作られています。
ですが、栄養が偏ったり不足するとその細胞の働きがうまく機能せずに色素形成ができなくなってしまうというわけです。
白髪のメカニズムははっきりとはわかっていないのが現状ですが、ストレスや加齢、食生活などの日々の生活習慣が密接に関わっていると考えられています。

髪の毛は1日におよそ50本〜100本抜けると言われていますが適量以上に抜けてしまうのが薄毛の原因となります。
薄毛も様々な原因が重なりあって発症しますが、その1つが成長周期(ヘアサイクル)の乱れです。
通常、髪の毛はこのようなヘアサイクルを繰り返すのですが栄養が不足したり加齢で成長周期が短くなってしまいます。
そうなると以前よりか細い髪の毛が生えたり、髪の毛の抜ける量が増えたりしてしまいます。
さらに髪の毛に行き渡る食事からの栄養が不足してしまうとエイジング毛の原因になることも考えられています。エイジング毛とはいわば髪の毛の老化現象。
ぱさつきやすくなったり今までなかったくせが出てきたりするエイジング毛は手入れがしにくくシャンプーやトリートメントだけでは治すことはかなり難しいので身体の内側から改善してあげることが必要です。
[getpost id=”854″ title=”合わせて読みたい”]
髪の毛の耐久度にも
髪の毛は食事からつくられるというのはわかったと思いますが、しっかりと若々しい艶髪にするためにも体内の栄養が重要です。
髪の毛の成長を促す栄養が不足していると髪の毛自体の耐久度が下がります。
つまり、脆い髪の毛が育ちダメージしやすくなるということです。今ではいろんな人がカラーやパーマなどを楽しむ時代なのでダメージを0にすることは不可能です。
髪の毛をダメージさせないために予防して綺麗にしていくのがシャンプーやトリートメントなら栄養を取り入れて髪の毛の耐久度を上げることは髪の毛づくりそのものです。
髪の毛の成長に役立つ栄養素
髪の毛に良い食事はバランスよい食事を。というのはよく言われることですが、本当にそのとおりでそれぞれ単品でとるだけでは身体にうまく吸収されない栄養もあります。
つまりバランスよい食事というのは、身体も髪の毛にも栄養を効率的に運んでいくために必要なことだということです。
タンパク質
タンパク質には動物性と植物性の2種類があり主な食物は肉・魚・大豆食品などがあります。
髪の毛の90%以上がタンパク質からできています。
タンパク質は身体のいたるところに使われている非常に重要な栄養素です。
タンパク質の1番大きな役割は生命の維持です。ですが髪の毛の成長は生命の維持に関係ないためそのタンパク質が補給される優先度が体内でも低くなっています。
タンパク質が不足すると血液や臓器など身体をつくるほうに回されてしまうため、髪の毛の成長を促すためにも充分な摂取が必要不可欠です。
特に卵は栄養が豊富でビオチンという頭皮環境を整える栄養や亜鉛や鉄などのミネラルも含んでいる髪の毛を綺麗にするために欠かせない食材です。
ビタミン

ビタミンには血行をよくしたり頭皮環境を整える効果もあり、髪の毛や頭皮を外部刺激から守る皮脂の形成にも役立ちます。
レバーや大豆などに含まれるビタミンB2、B6には頭皮の皮脂分泌の調整作用や毛母細胞の活性化をさせる働きもあると言われています。
魚介類や植物脂に含まれるビタミンEには血流を正常化させたり血管を拡張する働きがあり頭皮トラブルの改善にも役立ちます。
他にも髪の毛や頭皮の環境つくりのサポートする役目があり、タンパク質を効率的に吸収するためにも必要な栄養です。
ミネラル

牡蠣などに含まれる亜鉛には細胞の新陳代謝をよくする働きもありタンパク質の吸収を高めてくれ髪の毛の成長を正常化させる働きがあります。
さらに抜け毛の原因にもなる5αリアクターゼとよばれる抜け毛の原因もなる酵素を抑制する働きもあり、男性にも積極的にとりいれてもらいたい栄養の1つです。
血行不良は髪の毛の成長を阻害したりダメージに弱い髪の毛を生やす原因となりますが鉄分には血行をよくする効果もあるためこれらの改善に役立ちます。
特に亜鉛は抜け毛対策としても広く知れ渡っていますが、抜け毛対策だけでなく白髪対策にも有効と言われています。
オメガ3脂肪酸

イワシやさんまなどの青魚や植物の油に含まれている不飽和脂肪酸のことをいい善玉コレステロールを増やす働きがあると言われています。
新陳代謝の活性化、血行促進などの効果があるため髪の毛をつくるヘアサイクルが整えられ新たな髪の毛の成長を助けます。
つやのある髪の毛を育てるためには積極的に摂取したい栄養で、特に青魚からタンパク質などの栄養と一緒に摂取できるためおすすめです。
髪の毛に必要な栄誉を取り入れたレシピ
ここまで栄養のお話させていただいて申し訳ないのですが、僕は料理ができません。笑
ですので、ネットで調べて『これは、髪の毛に良さそう』といったものを紹介させていただきます。
食材さえあれば自宅でも簡単にできそうだなと料理のできない僕が選んだものなので参考になるはずです。笑
レシピも知りたい人はURLも貼っておきましたのでそちらからご確認ください。
牡蠣とごぼうの炊き込みごはん

牡蠣と白菜の豆乳スパ
こちらにも牡蠣が使われています。個人的にも牡蠣は大好きですが、やっぱり栄養はすごいです。
髪の毛はケラチンというタンパク質からできており、それは18種類のアミノ酸から作られています。 牡蠣は亜鉛だけでなく、髪の毛のケラチンを構成するためのアミノ酸のほとんどが入っています。

鯖とゆかりのパスタ

色とりどりの野菜ピクルス
身体にやさしいレシピのお酢と野菜のピクルス。お酢は血液の質を良くする効果があることはみなさんご存知だと思います。
野菜にも様々な栄養素が含まれているので習慣的な摂取は髪の毛にとって非常に好ましいです。

豆乳マヨのアボガドトースト
豆乳にはイソフラボンが含まれ薄毛の原因にもなる酵素を阻害する働きがあります。また大豆タンパク質も含まれているので髪の毛のケラチンに必要なアミノ酸が摂取可能です。
さらにアボガドには髪の毛の成長を促す成長因子『IGFー1』を増やす効果もあります。

【まとめ】髪の毛と食事
髪の毛と食事の関係は本当に密接です。髪の毛のダメージやくせ毛といったさまざまな悩みは髪の毛の耐久度からくることが多いです。
そしてその髪の毛の耐久度に関わってくるのはやはり毎日の生活習慣や食生活です。
もちろんヘアケアも大切なんですが、役割がちがうので身体の内側から美しい髪の毛をつくり、毎日のダメージケアはシャンプーやトリートメントのヘアケアで美髪になりましょう。