ブリーチをすると髪の負担は大きくヘアカラーよりもかなり痛むのですが、それでも明るめの色味を楽しみたい人は多いでしょう。

ブリーチってなぜあんなに髪が痛むの?
ブリーチで痛む髪に対策やケア方法はある?



こんな「ブリーチで髪が痛む」悩みに美容業界に10年以上いる髪のプロが答えます。
この記事を見ることでブリーチでなぜあんなに髪が痛むようになるのかがわかります。
と、同時に痛むのはわかってるけどそれでも明るめの色味を楽しみたい人の本気の対策とケア方法も紹介しているのであなたの髪の負担も減らすことができます。
ブリーチすると髪があんなに痛むのは何故?


ブリーチはヘアカラーで可能な色味を広げてくれる人気のヘアカラーですが、何故あんなに痛むのでしょうか?
ヘアカラー剤もブリーチ剤もどちらも薬剤でキューティクルを開けて、化学反応をおこしていくのでダメージにはなりますが傷み具合が違います。
答えはブリーチとヘアカラーの違いを説明することでよりわかると思います。
ブリーチとヘアカラーとでは髪の痛み方が違う
- ブリーチ
メラニン色素を脱色することを目的とした脱色剤
- ヘアカラー
メラニン色素を脱色したあとに、酸化染料を酸化させることで着色



ブリーチとヘアカラーの大きな違いは明るさと色味です。
ブリーチは酸化染料が一切入っていないので、着色することはできません。わかりやすく言うと髪の毛を明るくする成分のみでできているのです。
対してヘアカラー剤。こちらは脱色作用のある成分も含まれていますが酸化染料やトリートメントなども含まれています。
つまり、明るくするだけの薬剤か明るくした後に色味をつけるものかの違いが生じます。
まず、大前提として髪は明るくなればなるほどダメージします。
これは明るくなればなるほどメラニン色素が失われるためでもあります。
着色することを目的として作られたヘアカラー剤よりも、脱色することを目的で作られたブリーチの方が当然明るくする力が強くその分メラニン色素を脱色させることができます。
結果ブリーチの方が髪が痛むというわけです。
髪が痛むのが気になるけどブリーチしたい!人の予防対策
ブリーチで髪が痛むのをわかったとしても染めたい人はたくさんいると思います。
そこで、ブリーチする時になるべく髪に負担をかけない&感じにくい対策もご紹介していきます。
補強剤を使う
最近だとファイバープレックスという髪の補強剤が出ていて、ブリーチをしても痛みを感じにくくしてくれます。
「この痛みを感じにくく」というのがポイントなのですが、ダメージを軽減してくれるわけではありません。
先ほども「髪の毛は明るくなればなるほど痛む」といったように髪のダメージは明るさと比例しております。
補強剤を使おうが明るくしたらしただけ、実際は髪は傷んでいます。
けどそれを感じにくくさせることができるのが補強剤というわけです。
ブリーチヘアーは髪がてろてろになって自宅で手入れしにくくなったり、濡らしたら全く乾かないなどトラブルもありますが補強剤を使うことでそういったことを少なくしてくれるのです。
美容室ではこれを「痛まないブリーチ」や「94パーセントダメージカット」などと謳ってブリーチメニューを推しているサロンもありますが、間違いなく痛みは存在しているので気を付けましょう。
>>【ブリーチで痛む髪の予防対策】明るめカラーの人必見ケア方法5選【解説】
全体ブリーチをやめる



ブリーチをする部分を、限定してあげることで髪の負担を軽減できます。
例えば、ハイライトなんかは全体が明るくふわっと見えてかわいいヘアカラーですがすじ状にブリーを入れていくので負担はそのすじ部分に限定されます。
その他だとグラデーションカラー。毛先をブリーチで明るくするグラデーションカラーは飽きたり痛みに耐えきれない時は毛先だけ切ればOKです。
このようにブリーチする部分を限定してあげると髪の負担を減らすことができるので、痛みも気になる場合はおすすめです。
ヘアカラーを挟む
毎回ブリーチするのではなく、普通のヘアカラーをはさむことで負担を軽減します。
- ブリーチ(1回目)
- 普通のヘアカラー
- ブリーチ(2回目)
上記の様な感じです。
一度ブリーチした毛先はメラニンを破壊した透明感が出ているはずなのでキープしたい場合でも毎回は必要ないはずです。
髪の負担も考えるならなるべく少ない回数で希望のカラーができる頻度で行いましょう。
>>【ヘアカラーやブリーチの頻度・間隔】髪の毛を染める頻度はどのくらい?【目的別】
ブリーチで痛む髪のケア方法



もうブリーチしたあとのご自宅でのケア方法も併せて紹介していきます。
ホームケアをしっかりとする


ブリーチした髪の毛は確実に痛んでいるのですが、自宅での手入れで今より痛まないようにしてあげることが大切です。
あなたがどれだけサロンでトリートメントやスパなどを取り組んでも毎日の手入れがおろそかでは負担になります。
そのため、自宅での手入れで髪が痛む原因をつくっていないか探ってみましょう。
- 毎日しっかりと乾かしているか
- シャンプーは1日1回にできているか
- シャンプーの成分が強くないか
この3つは特に大切です。
これらがしっかりと自宅でできれば自宅での髪の負担は確実に減らすことができるのでぜひ取り組みましょう。
特にブリーチした髪に使ってほしいトリートメント1つ紹介します。
フラコラ
「フラコラプロヘマチン濃密原液」です。


補修力 | (5 / 5.0) |
コート力 | (3 / 5.0) |
しっとり | (3.5 / 5.0) |
サラサラ | (5 / 5.0) |
価格 | 100ml・3,667円 /定期購入100ml・3,300円 |
おすすめ度 | (5 / 5.0) |
香り | 無香料 |
販売店舗 | フラコラ公式ショップ・アマゾン |
公式サイト | 詳細を見る |
\切り替えて見てね/
- 年齢と共に髪に潤いが少なくなった人
- 髪のうねりが気になる人
- ダメージでパサパサな人
- 髪が細くなってきたり少なくなってきたと感じる人
- 髪にハリやコシがなくやわらかい毛質の人
- 時間を置いたりするのが手間に感じる人
- 艶が欲しい人
- 自宅で本格的なサロン級ケアをしたい人
美ストやマリソルなど数々の人気雑誌に掲載されるほど注目を浴びている人気トリートメントフラコラプロヘマチン原液


プロヘマチン原液の最大の特徴は、ヘマチンの原液※100%の状態で髪に使えること!
※化粧品原料として
- 髪内部のダメージ補修効果でふんわり
- キューティクル補修でツヤツヤ
- カラー&パーマの持ちアップ
ヘマチンって色んなシャンプーやトリートメントにも使われる補修成分で効果もプロから絶賛されています。
だけど、ヘマチンは原料が高価だからシャンプーやトリートメントに配合されていても配合量は多くないんです。
原液だからそりゃそうだろって話なんですが、美容室トリートメントで使われるヘマチン原液が自宅でそのまま使えるのは大興奮。



ヘマチン濃度100%が出してみてわかる真っ黒さ!
ヘマチンの濃さは色で分かるよ





使用感も大満足!ブリーチしている私の色持ちもプロヘマチン原液が一番ケアしてくれました!
本当のこと言うと実は、母の為だったんですよね、試したきっかけは。
髪にボリュームがない猫っ毛の私の母は「自分に合わないトリートメントだと髪がペタンコになる・・」といつも同じトリートメントを使っていました。
フラコラプロヘマチン原液をプレゼントしてみたところ、液体のようなさらっとしたテクスチャーなので髪がペタッとする心配もなく「絡まりやすかった髪もサラサラになるし、根元にボリュームが出てきた。これこれ、私が求めていた髪は・・!」と大絶賛。
同年代の友達にも「すごくキレイにボリュームが出ているね。どこでパーマをあてているの?」と聞かれたようで「パーマはあてていないのにそんな風に言ってもらえるなんて!」と母自身が一番驚いていました。



私からみていても、使用以前の髪と比べるとふんわり感がケタ違いです!
あんまり大絶賛なもんだから私も試したら、母だけでなく私にも大満足の仕上がりでした。ブリーチもしていてカラーの色持ちは悪いし毛先はパサパサ。購入のきっかけは母だけど今では私の方が使っているかも(笑)


仕上がり感は全然違います!だけど、人によっては効果を実感できるまでに時間がかかる場合もある事には注意。
母はすぐにふんわり感を実感したものの私は継続使用3か月で「あれ、最近カラーの色落ちが気にならないし枝毛もできなくなった!指通りも全然違う!プロヘマチンがやっと効いてきた??」
ってなりました。変えたのは完全にフラコラプロヘマチン原液だけだったら間違いないです。
仕上がりも見てみて


指もするする通るし、補修されて艶が出たからかカラーもワントーン暗く見えますね。
サロントリートメントの原液を自宅で使えるといっても1ヶ月で3000円以上のコストがかかるので「継続が難しい・・」と感じる人もいるはず。
確かに金額だけで見ると高く感じるんだけど、プロヘマチン原液を使うことで逆にひと月の美容コストが下がりました!
年齢を重ねるとともに「髪が絡まりやすい」「ボリュームが出ない」「ダメージが気になる」といった髪の悩みを抱え、毎月カットとサロントリートメントで1万円使っていた私ですが最近では3ヶ月に1度のメンテナンスで済んでいます。


1年間にかかる金額を比べると、プロヘマチン原液使用前は12万円でしたが、フラコラ使用後は約8万円なので約4万円もコストが下がりました!



フラコラを使うようになってからは年間で4万円も美容代が浮いたのに髪は逆に綺麗になっていくから大満足です
美容室でお金をかけるのも綺麗な髪にするのに大賛成だけど、その前に美容室でやってることを自宅に取り入れる方法もあるんだよってまだ知らない方には教えたい!
ヘマチンパワーで髪がサラサラになるし色持ちも良くなるから本当は全員におすすめしたいけど、特に髪のコシのない髪やダメージのパサパサに悩んでいる人には必須級かも。迷ってる人はぜひ試してほしいなって思います。


髪のブリーチ部分を切る





根本的な解決としては、一番良いのがカットしてあげることです。
髪の毛は傷んでしまうと元にはもどりません。
つまり、ブリーチによって痛む髪とは、ごまかすことはできても根本の解決には切るしかないというわけなのです。
逆に言えば切ればなくなるので先述したグラデーションカラーなんかはロングからミディアムくらいまでにカットする予定がある前にしたりする人もいます。
そういった感じで自分でも工夫するとブリーチで痛む髪に悩む期間が減るでしょう。
ブリーチで痛む髪【まとめ】
ブリーチで痛む髪が「なぜ痛むのか」「痛む前に対策」「痛んだ後のケア」に分けて説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
どんなにケアや補強剤を入れても明るくなればなるだけ髪は傷んでしまいます。
ブリーチをしたい人は傷むのがわかってるけど染めたい人がほとんどだと思うので、ブリーチで痛む髪をこれ以上痛ませないように工夫したりしてつきあっていくことが大切なのではないでしょうか。
ただ、美容室によっては「痛まない」などミスリードでブリーチする客を呼びこんでいる店舗もあるので、「ブリーチは傷む」という認識はしっかり持ってブリーチヘアと付き合っていきましょう。
その他カラーや手入れ方法などについても記事にしていますのでよろしければご参考ください。
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