白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターは市販でも購入でき、自分で手軽に髪を染められるアイテムです。
ですが縮毛矯正をしている場合だと、「一緒に使用することで髪に負担がかからないかな?」と心配になりますよね。
- 縮毛矯正の後に家でカラートリートメントをしても良いのか不安
- 家で白髪染めトリートメントをしているけど、美容室での縮毛矯正に影響はない?
- カラートリートメントとカラーバターどちらを選べばいいのか分からない
この記事ではそんなお悩みを抱えている人に向けて、縮毛矯正と一緒に白髪染めトリートメントやカラートリートメントを使用する際の注意点などを解説しています!

白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターのそれぞれの特徴やおすすめできる人もまとめているので、参考にしていただけると嬉しいです。
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縮毛矯正後に白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターをしてもいい理由


白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターは、縮毛矯正後であれば使用しても問題ありません。
白髪染めトリートメントを始めとした3つのアイテムは、髪の表面のみに働きかけるのが特徴。
3つとも優しい成分でできているため、髪や頭皮に負担を与えずにキューティクルをコーティングして発色します。
縮毛矯正は薬剤の力でキューティクルを開き、髪の内部まで働きかけてサラサラのストレートヘアに導くのが特徴です。



白髪染めトリートメントなどで髪を染めた後に縮毛矯正をすると、キューティクルを開いた際にせっかく染めた色が流れてしまいます。
白髪染めトリートメントなどを使用するタイミングが縮毛矯正後であれば、カラーの色落ちの心配がありません。
また、白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターには保湿・補修成分もたっぷり配合されています。



縮毛矯正後に白髪染めトリートメントなどを使用することで、ダメージケアをしながら染められるのも嬉しいポイントです。
カラートリートメント・白髪染めトリートメント・カラーバターってそもそも何なの?


カラートリートメント・白髪染めトリートメント・カラーバターは、髪や頭皮への負担を抑えながら染められるアイテムです。



ですが種類が3つもあると、どれが自分の髪にピッタリなのか分からなくて迷ってしまいますよね。
それぞれ違う特徴を持っているので、おすすめできる人も変わってきます。



1つずつ特徴を解説していくので、参考にしてみて下さいね。
カラートリートメントの特徴


美容室でせっかくおしゃれなカラーに染めてもらっても、1~2週間程で色落ちしてしまいます。



カラートリートメントは自宅で使用することで、美容室で染めてもらったカラーの色持ちを良くしてくれるアイテムです。
染めた髪色に合わせて選んだカラートリートメントを1週間に2~3回の頻度で使用することで、髪色を長くキープする効果が期待できます。
また、中には鮮やかな色が特徴のカラートリートメントを中心に取り扱っているメーカーも。



濃くハッキリとした色のカラートリートメントは、インナーカラーやグラデーションカラーなど「ポイントで色を濃く入れたい」時にピッタリです。
さらに、カラートリートメントは通常のヘアカラーとは違って脱色作用がないのも特徴。髪の表面をコーティングして色付くアイテムなので、元の髪色よりも明るくすることはできません。



主に使われている染料は、キューティクルの隙間から浸透するHC染料とコーティング効果のある塩基性染料。
どちらも髪と頭皮に優しい染料なので、ダメージを与えることなくおしゃれなカラーを楽しめます!
カラートリートメントには保湿・補修効果のある成分もたっぷり配合されていて、髪全体に伸ばしやすいテクスチャなのもポイント。
ヘアカラーの色持ちを良くしながら、気になる枝毛やパサつきなどのダメージケアができるのも嬉しい特徴です。
白髪染めトリートメントの特徴





白髪染めトリートメントは、自宅で手軽に白髪を染めながらダメージケアもできるアイテムです。
主に使われている染料はHC染料と塩基性染料で、カラートリートメントと同じくコーティングを繰り返すことで色付くのが特徴。
白髪染めトリートメントは1回では染まりにくいので、何日か続けて使用することで徐々に白髪をカバーしていきます。白髪が染まった後は、1週間に2~3回と間隔を空けるのがおすすめ。



カラー展開はカラートリートメントよりも少なめです。白髪がよく染まるよう、ブラック系・ブラウン系などの濃いカラーを取り扱う商品が多くあります。
また白髪染めトリートメントはカラートリートメントと同じように、脱色作用がないのも特徴。
元の髪色よりも明るくすることができないので、地毛の色に近いカラーを選ぶことで白髪を自然にカバーできます。
さらに保湿・補修成分もたっぷり配合。カラー後に気になる髪のパサつきを抑えたり、中には年齢に応じた頭皮ケアができる商品もあります。



白髪染めトリートメントは、髪や頭皮への負担を抑えながら白髪をカバーしたい人にピッタリのアイテムです。




カラーバターの特徴





カラーバターはカラー展開が豊富にあり、ダメージを抑えながら鮮やかなヘアカラーを楽しめるアイテムです。
成分はHC染料・塩基性染料が主に使われていて、髪の表面をコーティングすることで色が定着。
白髪染めトリートメント・カラートリートメントと同じく脱色作用がないので、元の髪色よりも明るくすることはできません。
鮮やかに発色するのが特徴なので、ブリーチ毛や10トーン以上の明るい髪色と相性が良いアイテムです。



白髪染めトリートメントやカラートリートメントと異なるポイントは、こってりとしたテクスチャの商品が多いこと。
カラーバターは粘度が高い分、髪にしっかりと絡みついて馴染みます。発色も良いので、1回で染まりやすいのが特徴です。
カラートリートメントより色持ちも良いので、2週間~1ヶ月に1回の使用がおすすめ。
また、カラーバターにも保湿・補修効果のある成分がたっぷり配合されています。



こってりとしたカラーバターがパサつく髪にしっかり馴染むので、ブリーチを繰り返していてダメージが気になる人にもピッタリのアイテムです。
ですが粘度が高い分、乾いた髪全体に馴染ませるのが難しく感じてしまうことも…。
髪が乾いた状態で使うとムラができやすいので、使う際は一度髪全体を濡らしてからしっかりタオルドライをするのがおすすめ。
カラーバターは液だれしにくいので、インナーや毛先などポイントだけ染めたい時にも最適なアイテムです。
縮毛矯正後どれがいい?カラートリートメント・白髪染めトリートメント・カラーバターの違い
カラートリートメント・白髪染めトリートメント・カラーバターはどれも脱色作用がなくダメージケアもできるので、髪・頭皮への負担が少ないアイテム。
ですが、それぞれ異なるポイントもあります。
特徴/種類 | カラートリートメント | 白髪染めトリートメント | カラーバター |
---|---|---|---|
カラー展開 | 豊富 | 少ない(暗めの色が多い) | 豊富(鮮やかなカラーが多い) |
テクスチャ | サラッと伸びやすい | サラッと伸びやすい | こってりしていて伸びにくい |
アレルギー | 出にくい | 出にくい | 出にくい |
明るくできる? | できない | できない | できない |
色落ち | 色落ちしやすい | 色落ちしやすい | 色落ちしにくい |
染まりやすさ | 1回で染まりにくい | 1回で染まりにくい | 1回で染まりやすい |
使用頻度 | 毎日・1週間に2~3回 | 毎日・1週間に2〜3回 | 2週間~1ヶ月に1回 |
アイテムごとにおすすめできる人をまとめたので、よろしければチェックしてみて下さいね。
カラートリートメントがおすすめな人
- 美容室で染めたヘアカラーの色持ちを良くしたい人
- ダメージケアをしながら髪を染めたい人
- ブリーチ後の髪の黄ばみを抑えたい人(紫のカラートリートメント)
美容室で染めたカラーは、早くて1週間程度で少しずつ色落ちしていきます。カラートリートメントは染めたカラーの色持ちを良くしてくれるのが特徴です。
また、カラートリートメントはカラーバターよりもテクスチャが緩めなので、髪全体に伸ばしやすいのもポイント。



美容室でヘアカラーをしていて、色落ちが気になる人にピッタリのアイテムです。
カラー選びの際は、美容室で染めた髪色と合ったカラーを選びましょう。
- ピンク系・レッド系など…暖色系のカラートリートメント
- ブルー系・シルバー系など…寒色系のカラートリートメント
選んだカラートリートメントを髪全体に馴染ませてしっかり流すことで色落ちを防ぎ、ダメージケアをしながら綺麗な髪色を持続させてくれます。



またカラートリートメントは、ブリーチをした髪の黄ばみが気になる人にもおすすめのアイテムです。
黄色の補色である紫のカラートリートメントを使用することで、ブリーチ後の黄ばみを抑えられるでしょう。
白髪染めトリートメントがおすすめな人
- 白髪の量が全体的に多く、しっかり濃く染めたい人
- 生え際白髪が気になるけど、毎月美容室に行く時間が取れない人
- 普通の白髪染めだと頭皮が染みる・ダメージが気になる人
- ちらほら白髪が気になり、毛先にダメージを与えずに染めたい人
ブラック系やブラウン系のカラーを多く取り扱っていて、白髪を徐々にカバーしてくれる白髪染めトリートメント。



白髪の量が全体的に多く、暗めのカラーでしっかり染めたい人におすすめのアイテムです。
また生え際は白髪が特に目立つ部分ですが、伸びてくる度に美容室に行くのは大変ですよね。
白髪染めトリートメントは最初は毎日使用し、染まった後は1週間に2~3回の使用で白髪をカバーできるアイテム。毎月美容室に行く時間が取れず、自宅で手軽に白髪ケアをしたい人にもピッタリです。



さらに白髪染めトリートメントは保湿・補修効果のある成分も豊富に配合されていて、頭皮ケアを同時にできる商品もあります!
白髪染めトリートメントは、髪や頭皮への負担を抑えながら白髪を染めたい人からも選ばれているアイテムです。
カラーバターがおすすめな人
- インナー・毛先のみなど、ポイントでしっかり色を入れたい人
- 鮮やかで個性的なカラーを楽しみたい人
- 発色が良いカラーが好みで、1回でしっかり染めたい人
- ブリーチなどのダメージケアをしながら色を入れたい人
鮮やかなカラーで、髪や頭皮に負担を与えずに染められるカラーバター。



カラートリートメントよりもこってりしたテクスチャなので、髪の毛の1本1本をしっかり包み込み発色よく色付きます。
粘度が高い分髪全体に伸ばしにくいデメリットはありますが、液だれしにくいのでポイント使いしやすいのが特徴。
「インナーや毛先の部分だけ染めたい」など、部分的にしっかり色を入れたい人におすすめです。



カラーバターは発色も良いので、カラートリートメントより1回で染まりやすいのも嬉しいポイント。
家で自分で染めたいけど、1週間に何度も染める時間は取れないという人にもピッタリなアイテムです。淡いカラーで染めたい場合は、白いトリートメントを混ぜることで色を薄められるのでおすすめ。
また、インナーカラーやグラデーションカラーなどでブリーチをしていると毛先のパサつきが気になりますよね。
こってりしたテクスチャのカラーバターを髪に馴染ませることで、ダメージケアも一緒にできます。



カラーバターは、鮮やかなカラーで髪を染めつつダメージケアもしたい人から選ばれているアイテムです。
縮毛矯正後?縮毛矯正前?順番を解説





白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターは、縮毛矯正後に使用しましょう。
縮毛矯正で使用する薬剤は1剤と2剤があり、癖を伸ばすために1剤が髪の内部まで浸透。1剤を流した後にヘアアイロンで癖を伸ばし、ストレートの状態を固定させる2剤を塗布することでストレートヘアへと導きます。
白髪染めトリートメントを始めとした3つのアイテムは、髪の表面をコーティングすることで色が定着するのが特徴です。



白髪染めトリートメントなどで髪を染めた後に縮毛矯正をしてしまうと、髪の内部まで浸透する1剤によってカラーが色落ちしてしまいます。
自宅で白髪染めトリートメントなどを使用する場合は、色落ちの心配がない縮毛矯正後にしましょう。
美容室で同時にすることもできるの?


白髪染めトリートメント・カラートリートメント・カラーバターは、サロン専売品よりも市販で購入できる商品が多くあります。



美容室で取り扱いがある所とない所に分かれるので、一度電話などで問い合わせると良いでしょう。
取り扱いがあって施術してもらえる場合は追加料金が発生することもあるので、そちらも合わせて確認してみるのがおすすめです。
縮毛矯正後に白髪染めトリートメント・カラートリートメントするか迷った時のQ&A


美容室で行う縮毛矯正とヘアカラーはどっちが痛む?
ヘアカラーは【キューティクルを開く→染料を入れる】、縮毛矯正は【キューティクルを開く→1剤でタンパク質の結合を切る→アイロンの熱を当てて2剤でストレートに固定する】という工程で施術を行います。ヘアカラーも髪や頭皮への負担はありますが、縮毛矯正の方が1剤の薬を塗った後に高温のアイロンを当てるためダメージが大きいです。
ヘアマニキュアをした後の縮毛矯正はかかりにくいの?
縮毛矯正はかかりますが、薬剤の影響で色落ちしてしまう可能性があります。ヘアマニキュア後の縮毛矯正は避けるのがおすすめです。【縮毛矯正→ヘアマニキュア】の順番で行うことで、髪がストレートになりつつ綺麗に染まるでしょう。
美容室で縮毛矯正と一緒にブリーチなしのヘアカラーもできる?
可能です。美容師に相談することで、なるべく髪に負担がかからない工程で縮毛矯正とヘアカラーの施術をしてもらえます。
縮毛矯正後に白髪染めをしても大丈夫?
縮毛矯正後であれば白髪染めをしても問題ありません。縮毛矯正前だと色落ちしてしまう可能性があります。
ブリーチした明るい髪に縮毛矯正をしたらダメージはある?
ブリーチした回数にもよりますが、縮毛矯正を行うと髪に大きく負担がかかってしまいます。髪がチリチリになって元に戻らなくなってしまうこともあるので、縮毛矯正をかける前に美容師とよく相談しましょう。
縮毛矯正後におすすめのシャンプーってある?
縮毛矯正後におすすめのケア方法は弱酸性のアミノ酸系シャンプーで髪を洗う事です。
縮毛矯正とカラートリートメントをする順番は?縮毛矯正の次の日でも大丈夫?
縮毛矯正前にカラートリートメントをすると色落ちすることがあります。【縮毛矯正→カラートリートメント】の順番だと色落ちの心配がないので、縮毛矯正をした次の日に染めても問題ありません。
縮毛矯正をしている髪におすすめのピンク系のカラートリートメントを教えて
アンナドンナ エブリ カラートリートメントのピンクがおすすめ。単色で使っても良いですし、カラー展開が豊富なので混ぜ合わせることで様々な色を楽しめます。
美容室で縮毛矯正とカラーは同時にやってもらえるの?
縮毛矯正とカラーを同時にできるメニューがある美容室は多くあります。施術にかかる時間は約4~6時間と長めなので、時間に余裕がある日に予約するのがおすすめです。
縮毛矯正をすると茶髪になるの?
縮毛矯正の薬剤はキューティクルを開くので、地毛の状態から縮毛矯正をかけると薬剤の影響で髪が少し明るくなってしまうことがあります。
縮毛矯正と一緒にサイオスのカラートリートメントを使っても大丈夫?
縮毛矯正の後であれば、サイオスのカラートリートメントを使用しても問題ありません。
ブリーチ毛に黒染めと縮毛矯正は一緒にできる?
髪のダメージ具合により両方できる場合もありますが、髪に大きく負担がかかってしまいます。ブリーチ毛で黒染めと縮毛矯正を一緒にしたい場合は、美容師に髪の状態を見てもらってよく相談するのがおすすめです。
まとめ|縮毛矯正後の髪に白髪染めトリートメントはあり?美容師が解説【カラートリートメント・カラーバター】





この記事では、縮毛矯正の後に白髪染めトリートメントやカラートリートメント、カラーバターをしても良いかについて解説しました。
くせ毛を扱いやすくしつつおしゃれを楽しむためには、縮毛矯正もヘアカラーも欠かせませんよね。
白髪染めトリートメントやカラートリートメントはダメージケアを行いながら色付くので、縮毛矯正をしている人にピッタリなアイテムです。



白髪染めトリートメントなどを使うタイミングに気を付けることで、気になる白髪をカバーしたり自分の好きな色でおしゃれを楽しめます。
この記事ではそれぞれのアイテムごとにおすすめできる人などをまとめているので、参考にしていただけると嬉しいです。
【この記事で参考にしたサイト】
- 青木仁美 毛のメラニン科学と白髪化
日本香粧品学会誌 Vol. 42, No. 1, pp. 9–14(2018)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/42/1/42_420101/_pdf/ - 青木隆博 西村栄美 白髪が生じるメカニズム
Vol.46 No.12 ファルマシア 1115-1119(2010)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/46/12/46_KJ00009581807/_pdf/ - 今井健二ほか 酸化染毛剤による白髪と黒髪の毛髪金属との関連について
J.Soc.Cosmet.Chem.Jpn. 報文 44(3)208 ─ 215(2010)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/44/3/44_208/_pdf/
白髪染め・白髪染めトリートメントお役立ち情報
ヘアケアトークでは白髪染めトリートメントに関する情報を他にもまとめています。
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