ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーの成分解析&レビューを美容業界に10年以上いる髪のプロがしていきます。
ココンシュペール(スリーク&リッチ)は「金の繭美容液」を配合したクラシエのシャンプー。
1650円帯ではおすすめできるシャンプーの一つではあるものの注意点も・・・・
実際に使用して成分もチェックしたので解説していきます。

ココンシュペール(スリーク&リッチ)が気になってるんだけどどうかな?
自分の頭皮や髪に合うか知りたい!

こういった声に美容業界に10年以上いる髪のプロがお応えします。
- 金の繭アミノ美容液配合
- しっとり系
- 1650円帯の中ではややコスパ悪めか?
10年以上美容業界にいる経験を生かして、実際に使いながらレビューと成分解析をしていきます。
ココンシュペールシャンプーの金の繭アミノ美容液の力は?

- 金のまゆアミノ美容液配合
- ベース成分がいち髪と同じ
クラシエさんは市販シャンプーでたくさんの商品を出しており、いち髪やひまわりシャンプーなんかもそうですね。
【クラシエのおすすめ人気シャンプー】プロのレビューガチ評価【全種類中】
今回のココンシュペールは「クラシエの40年の研究成果~金のまゆアミノ美容液配合」

この繭成分がどれくらいすごいのかは正直あまりわかりませんでした。
しかも、シャンプーはほとんどが水と洗浄成分だということを考えるといち髪とベースが同じなんです。
いち髪と言えば600円前後で買えるクラシエのシャンプー。
対してココンシュペールは1650円。
金の繭成分が1000円近くの差を埋められるかどうかといえば微妙かなと。
結論を言うとココンシュペールは悪くないシャンプーなんですが、
ですが市販シャンプーの1650円という価格帯においては他にも優秀なシャンプーもたくさんあって、そこまで魅力も感じませんでした。
あと500円出せばこのヘアケアセットも買えちゃえますしね(^^;
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ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーの成分解析

赤字部分がココンシュペールシャンプーの核となる洗浄成分です。
シャンプーにおいて、どれだけ良質な成分が配合されていようが最も大切なのは洗浄成分です。
それはシャンプーの成分中、水と洗浄成分のみで全成分の8割を占めるから。

シャンプーの性能は大方ここで決まるのでどんなシャンプーを選ぶ際もまずは洗浄成分をチェックしましょう。
ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーの洗浄成分解析
ココンシュペール(スリーク&リッチ)の洗浄成分は結構シンプルで洗浄力も割と強めです。
ラウロイルサルコシンTEA
ラウロイルサルコシンTEA
アミノ酸洗浄成分ではあるものの洗浄力は高め。
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
低刺激でマイルドな両性界面活性剤。
ココイルグルタミン酸TEA
低刺激でマイルドな洗浄力。髪のコンディショニングにも優れたアミノ酸洗浄成分。
総合してみると

主剤に使われているラウロイルサルコシンTEAはアミノ酸系ながら洗浄力の強い成分。
市販帯で考えると悪くないんですが、常用すると乾燥肌などには過脱脂の可能性もあるので「悪くはないけど………」
という感じ。
ケア用に使うのであればよりマイルドな洗浄力のシャンプーをおすすめしたいです。
【プロが厳選】市販のアミノ酸系シャンプーおすすめ7選【2021】
ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーの補修・保湿成分解析
つづいてココンシュペールシャンプーの保湿・補修成分についても見ていきます。
補修成分
セリシン
ココンシュペールの最も重要な「金の繭成分」に当たる成分がこのセリシン。
セリシンの効果|クラシエサロン
セリシンの効果|ピュアセリシン
絹タンパクのセリシンは内部補修があり髪の膨潤を抑えます。
保湿成分
加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン
各種コラーゲン成分による弾性や保湿作用。
総合してみると

ダメージ毛でも滑りがよく洗えるような内容です。
しかし、ハイダメージの人やケア用としてはやや物足りないのではとも思います。
パサつきやダメージでお悩みなら一度高補修成分のヘマチンなど配合したシャンプーも検討してみましょう。
【ヘマチン配合シャンプーのおすすめランキング3選】プロが厳選【2021】
ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーを使ってみた

実際の使用感もお伝えします。


ココンシュペールは少しどろっとした白色の液状で出てきました。


シャンプーの泡立ちは、結構良かったです。
簡単にもこもこの泡が立ちました。

ホワイトブーケの香りで、洗い上りも心地よいです。

ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプープロの評価
洗浄力 | |
補修力 | |
保湿力 | |
香り | ピュアホワイトブーケ |
おすすめ度 | |
価格/内容量 | ¥1650/500ml |
洗浄成分は市販シャンプー全体の中で見ると優秀ですが、価格面も考慮するとコスパが悪いかなといった印象。
そのためココンシュペールシャンプーを使って満足できるのは「健康毛~小ダメージ」の人になりそう。
補修成分もセリシンは配合されているものの、洗浄力が強いとそれだけで若干の負担になるのでトントンかと。
個人的にはシャンプーは「ケア用」と「クレンジング用」の2種を使い分けた方が髪も頭皮にも健全だと考えているので「スリーク&リッチ」はやや中途半端かな………
あとベースがいち髪なのもコスト的に気になりました。
▼使い分けについて解説
ココンシュペール(スリーク&リッチ)シャンプーの口コミ

ココンシュペールシャンプーの口コミも併せてご紹介します。
ピュアスカルプも使用中!
こちらの方がシャンプーが泡立ちしやすく
感じます!!
泡で優しくシャンプーできる感じが◎
デザインもオシャレで見た目も使い心地も好きです。
1day115円。
前回はサラサラでしたが、今回はしっとりツルンを使用。
シャンプーの時からどこかしっとりしていて、翌朝もしっとりでした。
でもしっとりだけでは無くサラサラ感もありました。
毛先はちょっとパサつきがあったので別メーカーのヘアオイルを使いました。
概ね使用感などの口コミ評価もよさそうでそれほどダメージに悩んでいないのであれば使ってみてもよいかと思います。
ココンシュペールシャンプー成分解析まとめ
- 洗浄力は割と強め
- 補修効果は〇
- ベース成分がほぼいち髪
- コスパ△
というのが僕の正直なココンシュペールシャンプーの成分解析とレビューのまとめになります。
結構万能に使えるシャンプーではありますが補修効果に関しては、洗浄力の強いシャンプーなのでどうかなあ。
というのが正直な感想です。
ご参考になりましたら幸いです。
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