アホ毛に悩んでいる女性はたくさんいます。
- アホ毛が気になって悩んでいる
- アホ毛を予防する方法は?
- まとまらないアホ毛をまとめる方法はある?
- アホ毛を対策するシャンプーやトリートメントが知りたい!

こういった悩みに現役美容師が答えます。
- アホ毛の原因がわかり対策が打てる
- アホ毛対策に有効なアイテムがわかる

トリートメントをしているのにアホ毛がなおらない!

スタイリングしてもアホ毛が出てくる。。。
など。
こういったアホ毛に関するお悩みは美容師としてお客様からもよく相談を受けます。

この記事を書いている僕自身美容師を10年以上やっております。
そんな「アホ毛を抑えたい」と思うあなたに向けて、現役美容師がアホ毛対策をわかりやすくまとめてみました。
是非ご参考ください。
あなたのアホ毛の原因は?

主に湿気や静電気により髪の毛がまとまらなくなった状態にアホ毛が出るんですが
実はこの「アホ毛」。
人によって原因は違います。
- 根元から短い毛が出てくるタイプのアホ毛
- 途中で切れてしまって出てくるタイプのアホ毛
大きく分けるとアホ毛の原因には2タイプあります。
根元からピンピンと出てくるアホ毛と、髪の毛の途中からアホ毛とに分かれます。
アホ毛をまとめる方法はスタイリング方法として最後に紹介するのですが、まずはあなたのアホ毛の原因を知ることが再発防止につながるはず。
根元から短い髪の毛が出てくるアホ毛の原因

短い髪の毛が出てくるアホ毛は実はほとんどの人に起きるアホ毛です。
その仕組みは髪の毛の成長過程のヘアサイクルにあります。
根元付近にピンピンと出てくる髪の毛の場合、ヘアサイクルで言うと成長期の初期段階にあたるので実は根元からのアホ毛は誰にでも起こりうるものなのです。
ただ、髪の毛のヘアサイクルが乱れると根元からのアホ毛が増えますし抜け毛や薄毛などの原因にもなります。
もしも、あなたが「根元からのアホ毛が異常に多い」と感じているのならばヘアサイクルが乱れていることが原因の可能性が高いです。
- 根元からの短い髪の毛は誰にでもできる
- へサイクルが乱れると根元で切れた毛が増えることも
- 変化に感じたらヘアサイクルの乱れを疑おう
髪の毛の途中から切れて出てくるアホ毛の原因

髪の毛の途中でふわふわと出てくるアホ毛の原因は外的要因です。
- 髪の毛のダメージ(カラー・パーマ・紫外線・摩擦など)
- 美容室での梳かれすぎ
梳かれすぎ
美容室で必要以上に梳きを入れてもらったことがある人もいるかと思いますが、梳きは必要以上にいれることでまとまりを失います。
極端な話、髪の毛は重ければ重いほどまとまる習性があるので、軽くする行為をやりすぎればまとまりにくくなるのは当然のことです。
ヘアスタイルによっては根元付近からたくさん梳かれるとアホ毛の原因になります。
ダメージ
ダメージした髪の毛もアホ毛が多く出てしまいます。
途中で切れた髪の毛が湿気や静電気によりまとまらなくなるのがアホ毛の症状なのですが、ダメージした髪の毛は特にまとまりません。
髪の毛がアホ毛になる外的要因であるダメージはあなたも心当たりがあるはずです。
- 明るめのカラーやきつめのパーマをよくする
- 自宅での髪の毛の扱いが雑
- ヘアケア製品は安いもので

実はこれらが原因となっている可能性が高いです。
髪の毛がダメージして起こるアホ毛は、ヘアケアでの予防が必要と言えます。
【枝毛の原因とケア方法3選を美容師が徹底解説】自宅での対策が大切
生活習慣の改善でアホ毛を抑える

- 食生活
- 睡眠
- 適度な運動
髪の毛は頭皮からの血液を栄養として生えてきますので、あなたの生活習慣がこれから生えてくる髪の毛に大きく関わってきます。
どれかが欠けているとヘアサイクルの乱れを起こしやすい状態であると言えます。

夜勤が多く睡眠時間をうまく取れていないお客さんや、食生活が乱れているお客さんは頭皮も硬くアホ毛が出る人が多かったですね。
髪の毛は身体の栄養の一部を取り込んで生えてくるわけなので、本体の栄養がうまく取り込まれないと弱い髪が生えてきます。
その前兆として頭皮が硬くなったり、最終的にアホ毛として現れます。
血行や栄養、睡眠時間など生活習慣の改善は根元からのアホ毛を予防していくために大切です。
ヘアケアでアホ毛を抑える

シャンプーでアホ毛を抑える(予防対策)
シャンプーは本来「洗うことを目的」としたものですが、品質の高いものだと予防効果が期待できます。
ドラッグストアなどで見かける格安シャンプーには毛髪補修成分はほぼ含まれておらず、洗浄成分の強すぎる商品がほとんど。
洗浄成分が強すぎるシャンプーは洗うだけで髪の毛の負担になります。
さらに乾燥の原因にもなるので洗浄力の強いシャンプーではアホ毛はまとまりません。
最近では市販シャンプーの中でも、しっかりと選べばアホ毛を抑えるために大切な要素を含んだシャンプーも販売されています。

シャンプーはどれをつかっても同じでしょ
と思っている方も多くいるかとは思いますが、自宅でのアホ毛予防を取り組むのならまずはシャンプーから取り掛かることを強くおすすめします。
【市販シャンプーおすすめランキング7選】美容師厳選!【2020】
トリートメントでアホ毛を抑える(予防対策)

トリートメントには油分など皮膜成分が多く含まれています。
皮膜成分とはその名の通り髪の毛を守ってくれる役割の成分です。
そのためすべりをよくしてくれたり綺麗に見せたりするだけでなく、トリートメントもアホ毛予防には効果的です。
アウトバスでアホ毛を抑える(予防対策)
アホ毛を抑えるのに必須のアイテムがアウトバス(洗い流さない)トリートメントです。
- 少量を手に取り、気になるアホ毛部分に薄くつける

アホ毛を抑えるのはオイルタイプかクリームタイプがおすすめ。
ミストタイプもつけた直後は効果がありますが、より油分の多いオイルタイプかクリームタイプがアホ毛を即抑えられて持続します。
オイルタイプだと「こちらのトライアルセット」で買い切り1980円でシャンプーもインバスも付いてくるので即ゲットしておきましょう。
美容師が本気でおすすめする洗い流さないトリートメントランキング
熱でアホ毛を抑える方法

- ドライヤー
- ヘアアイロン/コテ
ドライヤーでアホ毛を抑える
髪の毛は温まってから冷めると形がつくのでスタイリングにおいてドライヤーは非常に重要です。
- アホ毛が気になる部分を手で抑えながら熱を当てる
- そのままの状態で冷ましてから手を離す
上記のようにすると、アホ毛がふわふわしていない状態で形で定着してくれます。
湿気が強い時期や静電気が起こりやすい時期はこれだけだとアホ毛が復活してくるので、上から「オイル」などを付けるとさらに良いです。
ストレートブラシでアホ毛を抑える
原理はドライヤーと同じですが、温度が違うのでその分効き目も抜群です。
くるくるドライヤーのストレート版のようなもので熱で柔らかいストレートに簡単にしてくれます。

この時、アホ毛の気になる部分をなぞるように使えばOK
アホ毛対策には有効ですが、同時に髪もダメージさせてしまうので洗い流さないトリートメントを薄つけして髪を保護しながらすることがおすすめです。
【結論】アホ毛は予防対策とスタイリングで抑えて直す

アホ毛の予防法と抑える方法でした.
- 生活習慣でアホ毛ができにくい体質つくり
- ダメージ予防でアホ毛ができにくい髪へ
- 「オイル」でアホ毛を抑える
- 熱でアホ毛を抑える

まとめるとこんな感じ。
アホ毛はできにくい髪へ内側と外側のケアが大切。
さらにできた場合にはオイルなどで抑えてあげるとばっちりです。
梅雨時期などには湿気で特に気になると思いますがこの記事を読んで備えましょう。
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